Dropbox Sign for Salesforce で成約までの時間を 33 % 短縮した Amenify
Amenify は米国全土の集合住宅物件向けのアメニティ サービスを管理するプラットフォームです。地域や全国のパートナーと協力して、ホーム クリーニング、ペット ケア、フィットネス、ブランド パートナーシップなど高級路線のサービスを提供し、不動産コミュニティの価値を高めています。
Amenify は集合住宅物件と在宅サービス プロバイダー間の契約管理を効率化することを目的とした B2B ネットワークです。しかし、同社のリレーショナル データベースで多面的な契約を管理することは簡単ではありませんでした。流動性の高い業界であり、住所、価格、輸送、請求といった可変的な要素を変更するために頻繁に契約書を更新する必要があるからです。同社は、クライアントのポートフォリオを拡大するため、流動性の高い契約更新を円滑に進められる、デジタル トランザクション管理のソリューションを必要としていました。
「2018 年の初め、当社のプラットフォームにはごくわずかな物件しか登録されていませんでした。すぐに、クライアントのオンボーディングと契約管理がボトルネックになっていると気付きました」- Amenify CEO、エベレット・リン氏談
「以前は、収益に直結する重要文書の署名から契約までに 4 週間ほどかかっていましたが、Dropbox Sign for Salesforce CPQ のおかげで、今では署名済み文書の回収に要する時間が 33 % 短縮されました。」
Amenify は、自社固有の要件を満たす電子署名ソフトウェアを必要としていました。それは、Salesforce CPQ に統合でき、Salesforce の画面から移動せず、複数のソフトウェア ソリューションを切り替えずに契約書のテンプレートを作成、編集、削除できるソフトウェアというものでした。
「電子署名には DocuSign を手動で使用していましたが、テンプレートを作成するには Salesforce から離れて docusign.com 上で行う必要がありました」とリン氏は語ります。
その体験は煩雑で理想とはかけ離れており、セールス担当者にとっても署名者にとっても使いやすいものではありませんでした。同社はこの課題の解決策を Dropbox Sign に見出しました。
「Dropbox Sign ならもっと簡単に当社のテクノロジー スタックに統合できることがわかりました。Dropbox Sign は『モバイル ファースト』です。当社では、プロパティ マネージャーやサービス プロバイダがスマートフォンから 24 時間 365 日、契約書や付属文書に署名できるようにする必要があったため、こちらの方が適しているだろうと考えました」とリン氏は言います。
そこで HelloSign for Salesforce を導入したところ、Salesforce の画面から離れずにわずか数クリックで物件の所有者や在宅サービス プロバイダーのネットワークにマスター サービス同意契約書を送信し、電子署名をもらうことができるようになりました。顧客関係管理(CRM)ソリューションと電子署名ソリューションを切り替える必要もなくなっています。
成約までに要する時間を 33 % 短縮
「以前は、収益に直結する重要文書の署名から契約までに 4 週間ほどかかっていました。今では Dropbox Sign for Salesforce CPQ を利用し、契約書を Salesforce からそのまま送信して電子署名をもらうことができるため、署名済み文書の回収に要する時間が 33 % 短縮されています」とリン氏は述べています。
組み込みのレポート作成機能によって、署名待ち状態のドキュメント数がわかるため、契約成立のステータスをより明確に把握できます。そのため、セールスが未処理状態になっている日数を大幅に減らすことができています。
収益認識までの時間を 25 % 短縮
「今では、社内のデータベースから簡単に契約の監査を実施できるようになり、請求業務が効率化されました。スピーディーに契約書を参照して即座にクライアントにフォローアップできるため、売掛金の処理に要する時間を 25 % 短縮できています。」
「マスター サービス同意契約書を Salesforce CPQ と Dropbox Sign で締結できるようにしたことで、これまでよりも短期間で収益を回収できるようになりました」とリン氏は語っています。
署名完了までの期間を 2 か月短縮
「Amenify のプラットフォームに Dropbox Sign for Salesforce CPQ を連携する前は、社内の人員を使って契約書の変更内容を手動で更新しなければなりませんでした。Salesforce CPQ と Dropbox Sign の組み合わせによってこの処理が自動化され、契約書の更新から署名までにかかる時間が以前よりも 2 か月短縮されました。また、手動でのデータ入力とエラー発生のリスクも回避できます」とリン氏は説明しています。
Amenify が HelloSign によって、大量のドキュメントに自動入力(テンプレートと差し込みフィールドを使用して Salesforce のデータをドキュメントに事前入力)できるようになったことは、署名完了までの期間短縮に大いに貢献しています。
サービス提供市場が 6 倍に拡大
「Amenify には、Dropbox Sign for Salesforce CPQ のスピーディーさが役立っています。当社は急速に成長しているため、各クライアントのポートフォリオに含まれる数百の物件にサービスを提供するには、これが欠かせないのです。」
「これまで 1 つか 2 つだったサービス提供市場が 15 にまで拡大しました」とリン氏は述べています。
Amenify の次のステップ
「当社はテクノロジーを活用して、クライアントと住人の利用体験を改善していくことに注力しており、今年は国内全域への事業拡大を目指しています。HelloSign for Salesforce CPQ を活用すれば、Amenify に登録された、国内全域にわたるポートフォリオ内の数千の物件にサービスを提供できるようになるでしょう。」
「国内全域のパートナー企業との契約を通じて、個々の物件にパーソナルなサービスを提供し、住人の物件への愛着を高めることで、優れた居住体験を生み出すことができます」とリン氏は語ります。
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