CGIA は Dropbox Sign の電子署名を導入し、販売成立までの時間を 17 % 短縮しました。
CGIA はノンスタンダード自動車保険に特化しており、オートバイ、コレクター向け自動車、ウォータークラフトなど、幅広い個人向けおよび商用製品に対する補償を提供しています。保険契約者および販売人と直接連携しながら、顧客のニーズに対応する保険商品を開発しています。
Dropbox Forms 製品のサポートは終了しました
Carnegie General Insurance Agency（CGIA）は、保険請求管理や商品開発からプログラム分析まで、自動車保険事業のあらゆる段階において豊富な実践経験を持っています。販売人（独立した保険代理人）との提携において、従来の保険契約申し込みプロセスでは、印刷、署名、スキャン、Fax/メールというワークフローを使用して最終的な保険証書を作成していました。
「新規の保険契約申し込みを完了させてコンテンツ管理システム（CMS）に登録するために法的拘束力のある署名をもらうのには 2～3 日かかり、それが販売人のワークフローに大きく影響していました」
CGIA IT 担当 VP ボブ・ネグレー氏
「保険契約者、販売人、保険会社に最高品質のカスタマー サービスを提供するために、このプロセスを自動化する必要がありました」
販売人のワークフローをスピーディーにするため、ネグレー氏のチームは 2013 年、同社の電子契約申し込みシステム、EZ PASS に DocuSign を統合する選択をしました。
「6 か月ほどかけて DocuSign を統合しましたが、時間がかかり煩雑な毎年の更新プロセスに不満を感じていました。しかも、利用状況や機能は変わっていないにもかかわらず、料金が 2 倍になりました。導入のために費やした労力を考えると満足いくものではありませんでした」とネグレー氏は述べています。
6 か月ほどかけて DocuSign を統合しましたが、時間がかかり煩雑な毎年の更新プロセスに不満を感じていました。しかも、利用状況や機能は変わっていないにもかかわらず、料金が 2 倍になりました。
2016 年に CGIA は Adobe Sign と RightSignature の評価を行いましたが、すぐに Dropbox Sign がカスタマー サービスを向上させ、法的拘束力のあるトランザクションをスピーディーに実施できる長期的なパートナーとして理想的だと判断しました。
「HelloSign で一番気に入っているのは、DocuSign やその他の電子署名ソリューションと同等のサービスを提供しながらも、価格が手頃で、モバイルでのエンド ユーザー エクスペリエンスが優れている点です」とネグレー氏は言います。
DocuSign から Dropbox Sign への移行は簡単でした。「DocuSign を離れ、HelloSign で事前テストを行うまでに要した時間は 2 か月ほどでした。当社の販売人と保険契約者にとってはシームレスな移行だったため、新しいベンダーを使用していることに気付いていませんでした」とネグレー氏は述べています。
また、「DocuSign と比較すると、HelloSign の更新プロセスも簡単です。HelloSign はテクノロジーの最新トレンドを常に取り入れているため、当社には最新技術を利用できるというメリットがあります。実際、HelloSign の最新アプローチによって、いくつかの技術目標を達成することができました」と付け加えています。
最終的な保険証書の提供までにかかる時間を 17 % 短縮し、販売成立までの時間を短縮
HelloSign は CGIA のデジタル変革を促し、その結果として、売上収益にプラスの影響をもたらしています。CGIA の販売人であるミゲル・フイザー氏は、次のように語っています。「HelloSign を使うことによって、手動で署名をもらうプロセスと比較して、販売成立までの期間をおよそ 17 % 短縮できています。」
「HelloSign ではシームレスに署名できるため、保険の証拠をリアル タイムで提供でき、より短い時間で販売を成立させることができるのです。オンラインでの購入者は手間のかからない方法を求めているので、HelloSign は当社の事業に不可欠なものとなっています。」
ワークフローの最適化で年間 700 時間を節約
Dropbox Sign API は 2 つの CGIA アプリケーション、Carnegie EZ PASS と無保険運転者権利放棄フォームに統合されており、バックエンドの CMS に自動で署名済みのドキュメントを送信します。HelloSign API の統合前、従来の保険契約申し込みプロセスでは、保険契約者の署名したドキュメントを CMS に登録するために、1 日あたり 2～3 時間の手動によるインデックス作成時間が必要でした。
ネグレー氏は次のように説明しています。「保険証書の処理グループは勤務時間の約 20 %、つまり 1 日に 2～3 時間、1 年間に 240 日間をドキュメントのインデックス作成に費やしていました。手動によるインデックス作成を廃止し、電子署名をリアルタイムで取得することによって、従業員の時間を年間 700 時間以上節約できています。」
ビジネスのデジタル変革とサービス品質の向上を推進
CGIA は、創業以来 30 年間テクノロジーを活用し続け、デジタル ビジネス モデルの開発を進めてきました。2018 年には、同社は市場で電子署名を活用している数少ない保険事業者の 1 つであることから競争優位性が向上し、販売人ネットワークはより多くの機会を見出すことが可能になりました。
デジタル変革によって、これまで 2～3 日を要していた処理時間をわずか数分にまで短縮することに成功しており、販売人と保険契約者に提供するサービスの品質が向上しています。
CGIA の次のステップ
「HelloSign を使用して販売人のワークフローを効率化したことで、他の業務プロセスについてもデジタル化を進める万全の準備が整いました。今後は、保険の引き受け、請求プロセス、パートナーやお客様のオンボーディングにも電子署名を拡大していく計画です」とネグレー氏は述べています。
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